しばらくすると、ルアーが岸際に帰って来る瞬間に手元の振動とともに飛ばされた。小型ではあったがルアーが飛ばされた瞬間の衝撃が楽しい!
今度は瀬の少し深くなった場所でルアーにアタックされ、ココンとしたアタリがあったが掛からなかった。そこで同じ場所にルアーをステイさせてみる。
しばらく泳がせてると、ココッコーンと竿先が引ったくられるようなアタリ。「きた!気持ちいいー」とやりとりして上げると「ん?」何やら鮮やかな色。オイカワがアタックしてきたようだ。それにしてもいい当たりだった(笑)。

4尾連続ヒット
その後はチャラ瀬に移動して2尾の本命をキャッチ。どれもルアーを飛ばすいいアタリ。ただ、魚のギラギラと見える量に比べると、掛かってくる魚が少ない。
釣り歩いて本流に出ると、平瀬になっていた。そこにも多数の魚影は見えるが、なかなか掛からない。
それでも、本流からもう1本分流として落ちていく下流の合流点の少し先の瀬の際でアタった。先に述べたハリスを切られたアタリだ。悔しくて周辺を丹念に攻めたが、もうその当たりの主は掛からなかった。
気を取り直して本流に戻り、平瀬から瀬に向かう肩でプチ入れ掛かり。コツコツ~ン、ガッガ~ン、ココンッ。「楽しい!」と4尾を立て続けに掛けたのは15時40分ごろ。追いがよくなってきたのかと思ったが、そのあとはパタリ。
最終釣果
同行者と合流したところ同じようにピタッと掛からなくなっていたようなので、16時前に納竿し私は9尾、同行者は8尾の釣果だった。
混雑したポイントで少し嫌になってしまっている人がいたら、ぜひ行ってもらいたい。

<週刊つりニュース関東版平賀精一/TSURINEWS編>