歯周病による全身への影響を防ぐためには、日々の口腔ケアと定期的な歯科検診が不可欠です。特に40代以降は、自覚症状がなくても年に2〜3回は歯科医院でのチェックを受けることをお勧めします。

パノラマレントゲンや歯周ポケット検査(6点法)などの詳しい検査により、早期に問題を発見することができます。また、プロフェッショナルクリーニングでバイオフィルムを除去することで、歯周病の進行を効果的に防ぐことができます。

口腔は「健康の入り口」であり、同時に「病気の発生源」にもなりえます。心臓を守るためにも、今日から口腔ケアを見直してみませんか。あなたの歯を守ることは、命を守ることにつながるのです。この機会に、デンタルケアを考えてみましょう。

尾藤 克之(コラムニスト・著述家)

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