岐阜県の西濃、中濃地方は7月に大雨で川が変わるほどの水が出たが、板取川も4m近く上がったと聞いた。その大水から1週間たった7月21日、板取川上流(岐阜県関市・板取川上流漁協)へ川の変わりざまを見がてらアユ釣りに行ってきた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・栃井千万人)

板取川上流のトモ釣りで22cmを頭にアユ47匹を手中【岐阜】40cm超えブラウンもヒット

板取川でアユ釣り

白谷ダムから上流が主に気になるエリアなので、岩本橋の上流の護岸工事をしたばかりの右岸に車を止めた。

解禁当初は流れが左岸へ行くように人工的に川底を触っていたが、今回の大水で新しい護岸は守られていたが流れは右岸に戻りそうだ。

写真は護岸工事部上流の風景。水況は60~70cm増水なので、平水時は護岸正面が水たまりのようになるかもしれないが、増水を繰り返せばいずれ元の右岸に戻り、一級ポイントになる。

板取川上流のトモ釣りで22cmを頭にアユ47匹を手中【岐阜】40cm超えブラウンもヒット岩本橋上流の新しい護岸ポイント(提供:週刊つりニュース中部版APC・栃井千万人)

川見を繰り返して板取川温泉上のカシゼ橋まで来ると、石アカぶっ飛び状態の中、橋の上流に残りアカを見つけたのでここでやってみた。

午前8時半から11時までの2時間半、残りアカのある右岸、左岸をじっくり攻めたが、ビリアユ2匹と痩せた18cm1匹だった。前日にたたかれた感がある。増水で痩せたアユではダメだと思い、さらに上流の源流部に行くことにした。

久後橋の大場所で入れ掛かり

杉島地区の久後橋に来ると、アユのハミ跡が確認でき、18cmサイズの姿も見られた。水況は40~50cmの増水。久後橋から上の高島橋間はルアー&マス釣り場のすぎ嶋荘が管理しており、入漁券は別なので注意が必要だ。

板取川上流のトモ釣りで22cmを頭にアユ47匹を手中【岐阜】40cm超えブラウンもヒット久後橋から上流は入漁券は別なので注意(提供:週刊つりニュース中部版APC・栃井千万人)

久後橋の下流を釣る。7.1mの短ザオを使い、橋から見下ろして右の分流からスタートすると、いきなりヒット、18cmのきれいなプリプリ源流アユだ。

それをオトリにすると入れ掛かりが始まり、分流が合流して一本筋になる大場所までに10匹ぐらい釣れた。

板取川上流のトモ釣りで22cmを頭にアユ47匹を手中【岐阜】40cm超えブラウンもヒット久後橋下流の風景(提供:週刊つりニュース中部版APC・栃井千万人)

40cm超のブラウンもヒット