さて、釣行当日の仕掛けは、ハゼの目を引くため発光玉やビーズをハリのチモトに装着しているほか、虫エサがズレないように流線のWケン付きハリを使用している。エサは赤ケブ。

小気味良い引き味を堪能
満潮が午前11時47分だったので9時ごろに到着。釣り方は、軽く20~30m投げ、仕掛けが着底したらイトフケを取ってゆっくり引き寄せながらアタリを取る。
ブルンブルンといった特有のアタリがあったら引き寄せるのを止めてイトを少し緩めた状態で待つ。再びゆっくり引き寄せたときにサオ先にアタリがあれば軽く手首でアワせてやればいい。
私は中央付近の小川=魚道(この時は水没して見えない)の30mほど先へ遠投。着底と同時にゆっくり手前に引き寄せて小川の中を釣る。
するとハゼ特有のアタリがサオ先に伝わってきた。次の本アタリを待つこと数秒、すぐにサオ全体に伝わるアタリ。
しかし、引きが弱く小型のようだ。釣れたのは10cm前後の小型ハゼだった。岩本さん、小野さんも同型のハゼが入れ食いしていた。

当日の釣果
しかし、11時ごろになると日差しが強くなり、熱中症になりそうになってきたので、ハゼは入れ食いしていたが納竿。最後にゴミ拾いをして、釣り場をきれいにして帰路に就いた。
釣果は、2時間ほどで各自12cmを頭に13尾前後と少し不満の残る釣果だったが(8cm以下のハゼ30尾前後はリリース)、8月に入るとさらに数・型ともによくなってくることだろう。なお、釣行の際には救命胴衣を必ず着用すること。
<週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘/TSURINEWS編>