5位:セバスチャン・ベッテル 出走回数 119回
(ランキング最高2位(2017、2018年)/14勝/PP12回/ドイツ)
4位:フェリペ・マッサ 出走回数 140回
(ランキング最高2位(2008年)/11勝/PP15回/ブラジル)
続いて、上位3人を3位からお届け。
3位:シャルル・ルクレール 出走回数 142回
(ランキング最高2位(2022年)/8勝/PP24回/モナコ)
意外に思えるが、現代F1は年間開催数も20戦を超えており、在籍年数も2025年で7年目を数えているので納得の数字ではある。優勝回数はフェラーリドライバー中9位だが、PP数はニキ・ラウダを抜き、ミハエル・シューマッハーに次ぐ24回と、予選での圧倒的な速さは群を抜いている。2026年以降の複数年契約を結んでおり、おそらく数年後にはフェラーリ史上もっともフェラーリに在籍したドライバーとなるだろう。
2位:キミ・ライコネン 出走回数 152回
(2007年チャンピオン/10勝/PP7回/フィンランド)
「アイスマン」の異名を持つキミ・ライコネンは、2007年にマクラーレンからフェラーリへ移籍。その初年度にドライバーズチャンピオンを獲得し、フェラーリにとって現時点で最後の王者となった。冷静沈着な走りと正確なマシンコントロールは、混戦の中でも安定した成績をもたらした。2010〜2011年はF1を離れるが、2014年にフェラーリに復帰し、経験豊富なベテランとしてチームの発展に貢献。彼の無駄のない言葉と淡々とした態度は、ファンの間で強烈な個性として愛され続けた。
1位:ミハエル・シューマッハー 出走回数 181回
(2000、2001、2002、2003、2004年チャンピオン/72勝/PP58回/ドイツ)
F1史上屈指の名ドライバー。ベネトンで2度のチャンピオンを獲得し、1996年に満を持してフェラーリ加入。当初はマシンの信頼性不足やライバルの強さに苦しんだが、卓越したドライビングと開発への献身でチームを再建。2000年から2004年まで前人未到の5連覇を達成し、フェラーリ黄金時代を築いた。フェラーリでの優勝回数とPP回数は群を抜いており、F1の象徴である深紅のマシンと彼の組み合わせは、今も世界中のファンの記憶に深く刻まれている。