コンパクトSUVのT-Crossは使いやすいサイズ感が魅力

ポロをベースにしたBセグメントSUV

フォルクスワーゲン T-Cross (Tクロス)
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

フォルクスワーゲン T-Crossは、T-Rocよりも1年ほど早い2019年11月に日本導入が開始されました。 T-Rocと同じMQBプラットフォームをベースにしながら、全長4,140mm×全幅1,760mm×全高1,580mm、ホイールベース2,550mmというコンパクトサイズになっており、駐車場や取り付け道路が狭いなどの制約がある場合に最適なモデルです。 最小回転半径は5.1mと、T-Rccよりもわずかに大きいものの、小回り性能は十分に高く、狭い場所でのすれ違いなどもストレスを感じることなく取り回しができます。 後席の足元空間はT-Rocにおよびませんが、大人が座っても無理な姿勢を強いられることはありません。荷室容量も455L〜1,281Lと兄貴分のT-Rocを超える大容量を確保しています。 パワートレインは、最高出力85kW(116PS)/最大トルク200Nmというスペックの1.0Lガソリンターボで、駆動方式はFFのみ。 先進安全装備は、同一車線内全車速運転支援システム(Travel Assist)、レーンキープアシストシステム(Lane Assist)、ACCを標準装備しますが、レーンチェンジアシストシステム(Side Assist Plus)はオプションです。

1.0Lターボエンジンは想像以上にパワフル!

フォルクスワーゲン T-Cross (Tクロス)
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

T-Crossの1.0Lガソリンターボは、過給後の中間加速が想像以上に力強く、高速道路で容易に流れをリードすることもできます。 駆動方式はFFのみなので、降雪地域やウインタースポーツなどを楽しむ人で4WDが必須という場合は、T-Rocを指名することになりますが、非降雪地域はもちろん、除雪が行き届く都市部に住んでいるのなら問題ないケースもあるでしょう。