フルキャストで沖の潮目まで届き、着底を待ちました。着底後、ワンシャクからスイミングで狙うと、ガシラとは違うアタリがありました。これはアコウかと期待して巻き上げましたが、かわいいサイズのアコウでした。
このエリアには30cmオーバーのアコウが入ってきているはずなのに、なかなか当たりません。
もしかしたら先行者に抜かれていたのかもしれませんが、それでも沖のポイントを狙い続けると、スイミング中にガツンと良いアタリがありました。
手前の遠浅のカケアガリに潜られないように注意して巻き上げると、上がってきたのは30cmオーバーのアコウでした。ようやくこのサイズに出会うことができました。

スピアフィッシングの釣り人に遭遇
しかし、単発で続かないなと思い、少し移動するかと考えた矢先に突然、横風の暴風が吹き出しました。白波も立ち、横風に苦戦しながらもラインコントロールをし、フケないように狙い続けると、アコウがヒットしましたが、サイズダウンしました。
すると左の沖合いの海の中から人が上がってきました!なんと、アコウを狙うスピアフィッシングの方が潜っていました。
陸に上がって来られ、話しかけると「今日は全くアコウがいない」とのこと。
さらに「先週は大きなアコウが数匹捕れた」とも言っていました。
やはり先に捕られて抜かれていたようです。釣りではなく、潜って捕られているとは予想できませんでしたが、アコウの濃いエリアでアタリが少ないのも納得です。釣れたアコウを見て逆に驚かれていました(笑)。
この暴風で立ち位置も波が被る状態になり、少し早いですが15時に納竿としました。
釣り終了&振り返り
ここの地磯はどんどん北上して釣り歩きができるポイントなので、アコウの数釣りが楽しめる釣り場でした。しかし、まさかスピアフィッシングの方と出会うとは思っていませんでしたので、風のタイミングも含め、短時間釣行となってしまいました。