闇の支配者か、星の恋人か? レプティリアン像の再定義
パメラの証言には、他のアブダクション体験者が語る要素も含まれている。
** ・テレパシーによる意思疎通 ** ** ・ミッシング・タイム(失われた時間) ** ** ・空中浮遊の感覚 ** ** ・遺伝子的な目的(ハイブリッド生成)を暗示させる感覚 **
しかし、彼女の体験談が他と一線を画すのは、その感情の豊かさだ。彼女は「愛」や「欲望」といった言葉でその関係を語り、恐怖ではなく、自らの内面を変えるほどの神秘的な体験だったと主張する。
これは、「人類はレプティリアンに支配されている」と唱えるイギリスの有名な陰謀論者、デビッド・アイクらが主張するような、冷酷な侵略者としてのレプティリアン像とは大きく異なる。パメラによれば、攻撃的なレプティリアンも存在するが、彼女が出会ったのは、より進化した、ほとんど精神的な存在に近い別の派閥に属していたというのだ。
真実か、幻想か――UFO研究のタブー
懐疑的な心理学者は、彼女の体験を睡眠麻痺や、抑圧されたトラウマが生み出した性的妄想だと説明するだろう。しかし、なぜこれほど多くのアブダクション体験談に、奇妙な類似点が存在するのか。そしてなぜ、地球外生命体との性的関係は、UFO研究の世界で長らくタブーとされてきたのか。
今日、パメラ・ストーンブルックという存在は、ある者には嘲笑され、ある者にはカルト的な人気を博している。彼女の告白は、UFO研究における「地球外生命体との性」という、これまで真剣に語られることのなかったテーマに光を当てた。
彼女は真実の所有者であるとは主張しない。ただ、未知との遭遇によって変えられた一人の女性としての「自分の真実」を語るだけだ。それは、星の彼方から、あるいは別の次元からやって来た、究極のミステリーとの接触の物語なのである。
参考:Mysterium Incognita、ほか
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