一方で、選挙で大敗し勝敗ラインを割り込んだにもかかわらず続投を表明する姿勢は、民主主義を軽視した暴挙であるとの指摘もあります。「俺はこの国を滅ぼしたくない」という首相の言葉とは裏腹に、その政治的判断能力に疑問が呈され、自己を過大評価する無能な指導者の典型とも批判されています。

過去には菅直人首相が勝敗ライン割れで厳しい追及を受けましたが、石破首相も同様に「与党過半数」と定めたラインを大きく下回りながら、自然災害対応を理由に続投を正当化しています。こうした対応は国民の審判を軽視し、辞任回避の口実と見られる可能性が高いです。