石破茂首相(自民党総裁)は参院選で惨敗し、辞任圧力を受けていますが、続投の姿勢を崩していません。産経新聞によると、今月上旬には周囲に「俺はこの国を滅ぼしたくないんでね」「だったら(代わりの首相は)誰がいいの?」と語ったそうです。

秋の臨時国会で政治資金制度改革に取り組む考えを示していますが、党内での共感は広がっていません。

石破首相 首相官邸HPより

首相は「代わりは誰がいるのか」と不快感を示し、退陣の考えを持たず、参政党や国民民主党の躍進をポピュリズムと批判しているそうです。

また、日米関税合意を受けた国内対策や農政改革は自分にしかできないとの自負を持ち、消費税減税の是非を社会保障財源と絡めて議論する意向を示しています。