朝マヅメが狙いどきとわかっていながら寝坊し、実際に釣り始めたのは7時半過ぎあたりから。まずは一投目、日陰で釣りやすそうなところに適当に仕掛けを落としてみる。まだ水深は10cmほどで魚の動きが見えるくらいの浅場だ。

ハゼ釣りで入れ食い堪能! 『大井埠頭中央海浜公園』でハゼ50匹キャッチ【東京】浅場で狙う(提供:TSURINEWSライター津久茂真奈美)

最初の地点からのべ竿で探れる範囲を少しずつ変えて仕掛けを落としてみるが反応は無い。

水中の岩陰でハゼ入れ食い!

時間が悪かったかなと思い仕掛けをあげて数メートル移動したところに水中になんとも良い岩の集まりが見えた。ハゼは岩の陰に隠れる習性があるので岩場を見つけたら積極的に側に仕掛けを落としてみる。

すると、先程の無反応が嘘のように一瞬で反応があった。岩陰や地形の高低差がある場所にハゼが溜まるように密集していて、そういったポイントをつけられると時間帯にもよるが入れ食いで釣ることができる。

ハゼ釣りで入れ食い堪能! 『大井埠頭中央海浜公園』でハゼ50匹キャッチ【東京】釣り場の様子(提供:TSURINEWSライター津久茂真奈美)

そのポイントで20匹程度釣った後、食いが悪くなってきたあたりでさらに数メートル新たな岩陰を探してポイントを移動した。

3時間でハゼ50匹

大井埠頭中央海浜公園は岩陰になる場所がたくさんあるので比較的ポイントを見つけることは容易である。川や水深が深いところでポイントを見つけるとなると難易度は上がる。釣れなくなったタイミングで移動しつつ、結果的に3時間強で50匹ものハゼを釣ることができた。

ポイント探しが大事

どこにでもいる身近で釣れる釣りものながら、ハゼのいるポイントを見つけ出すことは難しい。渋い時ほど粘り強く反応のある場所を探りながら、ポイントを見つけられた時の喜びは大きい。軽装備で挑める手軽さも魅力なのでこの夏、秋にかけてハゼ釣りを是非楽しんでみてほしい。

<津久茂真奈美/TSURINEWSライター>