でも問題なし、2.1mの短竿は風に煽られることなく、腕でしっかりサポート。軽い取り回しはバスロッドを彷彿させ、ピンポイントをピッチングで攻めていくように竿の長さの間隔で際を打っていきます。カニさんがゆっくり落ちていくのを確認しながら着底するまで全集中。
魚の気配あり!
こんな感じで落とし進むこと1時間、穂先がフワンと曲がる違和感。半信半疑で竿を上げてみれば既にカニさんがつぶれていた。いますね、本命が。期待値アップでさらに進みます。
48cm良型チヌをキャッチ!
岸壁に沿って港の奥へとさらに進み、ワンドになっているポイントへ到達。2、3度落としてピックアップ、するとグン、グンと力強い反応。次の瞬間一気に絞り込まれ竿が弓なりに曲がる!

本命ヒットを確信、強烈な突っ込みと至近距離でのやり取りに緊張感マックス。根に潜られないよう糸を極力出さず剛健なブランクスで持ち堪え、格闘の末に戦い疲れたいぶし銀が浮き上がってくる。見ればなかなかの良型。空気を吸っておとなしくなったところでネットイン、直にコンクリに置かないようタモに入れたまま近くの草むらの上で落ち着かせます。測ってみれば48cm、プロテインハンターでの嬉しいデカチヌゲットです。
チヌ2枚を追加
さらにワンドの奥へと進み落としていきます。船着場近くにてコツコツとアタリ、アワセからの強烈ファイト。クロダイの激しい動きがダイレクトに伝わってきます。岸壁の奥に潜られないよう竿の反発力で食い止め、38cmをキャッチ。そこから波止先端に戻り深場でのバチコンスタイル。

やはり潜んでいた、トルクフルな引きを竿全体で受け止め、3枚目が浮上。サイズは35.5cmとまずまずの型。合わせて3枚のクロダイを手中。バラシも2回あったので5回のファイトを体感できました。