※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。 実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。

本記事は、「手作りしてきたの〜♡」と笑顔の義母。でも、そのケーキには“ある秘密”がありました──。

投稿者は、関西在住の30代女性・Mさん。

5歳になる娘の誕生日会に合わせて、義母が“サプライズ”で登場したのですが―― その好意が、思わぬモヤモヤに変わっていきました。

今回は、「誰のためのサプライズなのか?」という視点から、 家族イベントにおける“主導権”の難しさと、信頼回復のヒントをお届けします。

姑の登場は“サプライズ”で始まった

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(画像=『FUNDO』より引用)

「お誕生日おめでと〜う!」 娘の誕生日当日、チャイムとともに大きな箱を抱えた義母が現れました。

聞いてなかった訪問に驚きつつも、手にはデコレーションされたケーキが。 「朝から作ってきたのよ〜♡」 そう笑う義母に、娘も「ばあばすごーい!」と大はしゃぎ。

内心“今日は夫と一緒にケーキを焼こうと思ってたのに…”と複雑な気持ちがよぎるも、 義母の笑顔と娘の喜びに、水を差すこともできず―― 「ありがとう」と受け取ることにしました。

違和感は“ロウソク”から始まった

ケーキの見た目は確かに手作り風。 でも、妙にきれいなフルーツの配置や、整ったクリームに違和感。

さらに、ロウソクを取り出すと、そこには「某有名ケーキ店」のロゴシールが。 「あれ?これって…」 夫と目を合わせた瞬間、なんとも言えない空気が流れました。

娘の前で事を荒立てたくなかったので、ひとまず何も言わずに済ませましたが―― その夜、夫がぽつりと 「母さん、たぶん買ってきたケーキを『作った』って言ってるだけだな」と。