日ごろ料理をする人としない人では、キッチンでの所作に大きな差が生じるもの。
現在X上では、日ごろ料理をしない夫が使用したフライパンの変わり果てた姿に、驚きの声が続出しているのだ。
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■フライパンに無数の傷が…
ことの発端は、Xユーザー・しがないワーママさんが投稿したポスト。
「昨夜、めったに料理しない夫が焼きそばを作った後のフライパンがこちら。加工えぐれていて泣いた」と、不穏な文章の並んだ投稿には、無数のひっかき傷がつけられてフッ素加工の剥がれた、見るも無惨なフライパンの写真が添えられている。
ポスト本文は「うちの調理器具は菜箸含め全部シリコンなのに、夫の中身はドンキーコングか何かなの?」という疑問で締められていた。
■「クマと戦った跡?」と話題
こちらのショッキングな光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「笑っちゃいけないかもしれないけど、面白い」「逆に、どうやったらこんなに傷がつくのか知りたい…」「どれだけ力を込めたらこうなるんだ」「クマとでも戦ったの?」など、驚きの声が多数寄せられていた。

ポスト投稿主・しがないワーママさんに現場の様子を尋ねたところ、どうやら今回のケースは「菜箸の状態」が大きく関係している模様。
そこで今回は、フライパンをはじめとするキッチン用品を取り扱うメーカー・和平フレイズにも、状況を確認してもらうことに。その結果、知られざる「フライパンの真実」が多数明らかになったのだ…。
■「菜箸の先端」に異変が…
ことの経緯をめぐり、しがないワーママさんは「その日私は一人で実家に帰っており、『夕食は作れないからどこかで食べたりしてね』と夫に伝えて外出したところ、夫は子供のリクエストで焼きそばを作ったそうです。普段料理しないため、フライパンに油を引かず、最初から強火で炒めたようで一部が焦げ付き、それを落とそうとしてシリコン菜箸でガリガリやったところ、シリコン菜箸の金属芯が露出してフライパンの表面を削ってしまったようです」と、説明する。

なお、不幸中の幸い(?)にも新品ではなく、昨年秋頃から使用しており、買い替えを検討していたフライパンだったそうだ。
しがないワーママさんは、異変に気づいた際の感想について「翌日の昼にフライパンを使おうとして、表面の異変に気付きました。遠目に見たとき最初は“白い筋状の物質”に見えたので、『フライパンでそうめんを茹でて、パリパリになった麺がこびりついているのかな』と思ったのですが、表面がえぐられていると分かったときは驚きました」と、振り返っている。
ちなみに、夫の言い分は(若干怪しいが)「指摘されるまで、えぐれていることに気付いていなかった」とのこと。なお、指摘されてすぐに謝罪があったそうだ。