噛みつく小動物にテーブルの上の珍客
スイスのサッカーの試合では、ピッチに侵入したテンを捕まえようとした選手が、逆に噛みつかれてしまうという災難に見舞われた。さらに室内競技のスヌーカー(ビリヤードの一種)では、ハトや巨大な蛾がテーブルの上に着地し、試合を中断させたこともある。
人間も負けてはいない? 観客が試合を止める時
動物や自然現象だけではない。時には、人間自身が試合を止めてしまうこともある。
昨年のダーツ世界選手権では、ホットドッグの仮装をした観客が、巨大なジョッキに入ったビールを一気飲みし始めると、他の観客たちがそれに大熱狂。その声援があまりに大きくなったため、選手たちはプレーを止め、その光景を見守るしかなかったという。
究極の珍事、UFO出現で試合が中断
そして、極めつけはこれだろう。1954年10月27日、イタリアのフィレンツェで行われたサッカーの試合でのことだ。
フィオレンティーナ対ピストイエーゼの試合中、審判が空に奇妙な物体を発見し、突如として試合を中断させた。1万人の観衆と両チームの選手たちが見上げた先には、葉巻型の奇妙な物体が空を横切っていく姿があったという。
これこそ、スポーツ史に残る最もミステリアスな中断事件と言えるかもしれない。筋書きのないドラマとは言うが、まさか宇宙人がその脚本を書いているとは、誰も思わないだろう。

(画像=イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI))
結局のところ、一流のアスリートにとって最大の敵は、ライバルでもプレッシャーでもなく、道に迷ったドライバーやお腹を空かせたカモメなのかもしれない!?
参考:Daily Star、ほか
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