「ロシアでも中国でもないなら…何が残る?」

 フォックス氏の言葉は核心を突いている。「ごく一部の物体は、我々や地球上の他の誰が持つものよりも、数光年先を行く技術を見せつけている」

 彼は、この現象の正体について消去法で考えるべきだと示唆する。「もしそれがロシアでも中国でもなく、我々(アメリカ)のものでもないとしたら、一体何が残るというんだ?」

 この問いが指し示すのは、我々が直視したがらない可能性、つまり「非人間由来の知性(NHI=non-human intelligence)」の存在だ。

 では、なぜ政府はこの事実を公に認めようとしないのか。フォックス氏はその理由をこう分析する。

「どんな政府にとっても、『正体不明の構造物が、我々の空をやりたい放題飛び回っている』と認めるのは難しいからだ。彼らは我々の最速ジェット機をあざ笑うかのように飛び回り、政府は彼らが誰で、どこから来て、何をしたいのか、何もわかっていない。それを認めることは国家の威信に関わる問題なのだ」

 我々の空で一体何が起きているのか。その全体像はまだ闇の中だが、機密解除された文書や専門家の証言が示す断片は、我々の常識が揺さぶられるような壮大な物語の始まりを告げているのかもしれない。

参考:Anomalien.com、ほか

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