娘の反応と、私の怒り
『ママにはサプライズにしようね』って言われたの。 娘は嬉しそうに話しました。
親に相談なしで美容院へ行き、しかも“サプライズ扱い”に。 娘を巻き込んだ勝手な行動に、怒りとショックが込み上げました。
義母の主張と、すれ違う価値観
義母は言います。 「昔は親が勝手に切ってたのよ。見た目より清潔感!」
義母世代には普通のことだったのかもしれません。 でも今は、子ども自身も髪型にこだわりを持つ時代。
娘は「ロングにしたい」と言っていたのに。 それを伝えても「そうだったの?」と軽く流されました。
“孫は自分のもの”という感覚
義母にとって孫は“自分の可愛い宝物”。 でもその思いが強すぎると、親を飛び越えて勝手に決めてしまう。
子育ての主導権はあくまで親にあります。 祖母であっても、越えてはならない線があります。
私がとった“静かな反撃”

(画像=『FUNDO』より引用)
その夜、義母に伝えました。
「娘は髪を伸ばすのを楽しみにしていたんです。 今後は必ず私に確認してください。 もし同じことがあれば、もう預けられません」
感情的にならず、冷静に、でもきっぱりと。
義母はムッとした表情でしたが、「わかったわ」と返してきました。
数か月後、むすめの髪はすこしずつ元の長さに戻っていきました。
「ママ、またリボンで編み込みしてね」 そう言われたとき、本当にホッとしました。
あの出来事は、親としての“線引き”の大切さを教えてくれました。
まとめ:親の“ひとこと確認”は信頼のカギ
★ 家族でも“決定権”の境界線は守るべき ★ 子どもの体に関わることは親の許可が最優先 ★ 「昔はこうだった」は今に通じないこともある
信頼していたからこそ起きた“勝手な行動”。 「悪気がなかった」では済ませず、丁寧な確認を。
一度切った髪は戻りません。 だからこそ、「ひとことの確認」が信頼関係を守るカギになるのです。