アタリはないか? 根掛かりか? を感じながら、仕掛けを少し浮かせる。

何ごともなければゆっくりと仕掛けを上下させ、エサを動かしてアピールさせて待ち、反応が出なければ、仕掛けをゆっくり底に下げていく。

底にオモリが着いたら少しオモリを浮かせて待ち、アタリがなければその場所で仕掛けをゆっくり上下させて誘う。これを繰り返し行う。

船での根魚釣りで35cm級頭にアカハタ40尾超え!【静岡・伊東】底付近を丁寧に探って連発本命を手に笑顔(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

アカハタのアタリ

アタリはガツガツッときたり、モゾッとしたりする感じ。すぐにアワせるのではなく、ゆっくりと聞きアワせながらエサを追わせるようにして、竿先付近から胴にかけて重みが乗ってきたタイミングでアワせるのがいいように思う。

また、アカハタは口周りが硬いので掛かったあと再度フッキングをしっかりすることでバレは少なくなる。

アタリがあってもなかなか食い込まない、掛け損なった時は、その場で仕掛けを揺らしてエサを再アピールすると、再び食ってくることも。

エサの身の部分が食われ薄くなったら交換。ここで交換しないとアタリは遠のくので注意。

船での根魚釣りで35cm級頭にアカハタ40尾超え!【静岡・伊東】底付近を丁寧に探って連発アカハタのダブル(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

アカハタの取り込み

アカハタの引きは力強く楽しい。ここで気をつけるのは、ドラグは強めで、底付近から素早く離すこと。

ゆっくりしていると根に潜られてしまう。潜られてしまったらテンションを軽く緩めて待つと、フワッと竿先から魚が動いた感じが伝わるので、その隙に引き出せることもある。

船での根魚釣りで35cm級頭にアカハタ40尾超え!【静岡・伊東】底付近を丁寧に探って連発筆者は40尾超を手中(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

最終釣果

釣果のほうは、朝からみんな順調に釣れ続き、初めての人も最初のアカハタを掛けてからは、コツを掴んだのか順調に数を伸ばして引きを楽しんだ。

船での根魚釣りで35cm級頭にアカハタ40尾超え!【静岡・伊東】底付近を丁寧に探って連発仲間と記念撮影(提供:週刊つりニュース関東版・平賀精一)

小振りな魚や、ある程度釣ったあとは素早くリリースしても、土産分はバッチリ釣れた。