手軽に楽しめるテナガエビは梅雨時の楽しみのひとつ。今年は早々に梅雨明けして一気に真夏となったが、エビたちは暑さにも負けず高活性を維持しているようだ。そこで7月8日、夕涼みも兼ねて三重県桑名市の員弁川河口に出かけてみた。
●三重県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
員弁川河口でテナガエビ&ウナギ釣り
今回の目標は、取りあえず30匹。その前に、まずはウナギ狙いのサオを投入しておく。テナガエビのポイントというのは、実はウナギの実績場でもあることが多い。しかも置きザオなので同時に狙えるのだ。
釣ったエビをエサにすれば良型の期待も高まるが、今回はミミズを使った。時刻は午後7時半。
ここからエビの準備に取りかかる。2.7mの渓流ザオに玉ウキを付けたシンプルな1本バリ仕掛けを3セット用意した。エサはイシゴカイの塩漬け。米粒大にカットし、ハリから垂れないようコンパクトにセットする。

テナガエビを手中
1本目を投入したら、次のサオにエサをセット。ここで水面を見ると、早くもウキが横方向に移動している。この時点ではまだハサミでエサをつかんでいるだけなので、もう少し我慢。この間に3本目も投入する。
ここで1本目のサオを手に取り、そっと聞きアワせるとビンビンという手応え。エビが跳ねた勢いで勝手にハリ掛かりしてくれるので、それ以上のアワセは不要だ。
パチパチとハサミを鳴らしながら上がってきたのは立派なオス。ハリが小さいので、外しにくい場合はピンセットなどを活用したい。

サオ3本体制で連発
エサをセットして再投入すると、2本目のサオがちょうどアワセのタイミングだ。独特の引きを楽しみながら2匹目をキャッチし、次は3本目。こうして全てのサオが一巡すると、バケツには3匹のエビが入っていた。
