7月14日、本格シーズンに入った小アユ釣りに出掛けた。しかし、今年は雨不足で川の水は少ない。行く前から大漁は期待できないと予想はついたが、準備は万全にする必要がある。もちろん暑さ対策も必要だ。楽しみ半分、釣れないだろう半分で当日を待った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・千田哲也)
塩津大川で小アユ釣り
真っ暗ななか自宅を出て日が昇るころに現地に到着した。護岸工事を行っている滋賀県の塩津大川だ。
この時期はもっと釣り客がいてもおかしくないが、1人しかいない。場所は選びたい放題。好きにサオを出せる。準備を行いながら先客の様子をうかがうが、釣れている気配はない。
川幅は広くないので3.3mのノベザオを使用。小アユ仕掛け5本バリ、オモリは2号。エサはシラスのミンチにパン粉と小麦粉を混ぜて使う。
ラセンカゴにエサを入れて釣り始めるが、何投しても、ポイントを変えても一向に釣れない。ロケーションは最高、曇り空で暑くなく最高だが、釣れなければ仕方ない。場所移動を決意した。
知内川にポイント移動
雨不足でどこも釣れていないとは思うが、足を延ばして知内川に移動した。こちらも釣り客は少なく、場所は選びたい放題。よさそうなポイントで再スタートを切った。

水位が下がっていて思うように仕掛けが流れない。流れのある所を探すが、今度は川底の石の隙間にオモリが挟まって流れない。試行錯誤しながら投入を繰り返していると、ウキが沈みドンコが釣れた。次もドンコ。ドンコのオンパレードだ。

15cmアユサイズ登場
そんななか、ひと際大きくウキが沈んだ。この引きは何だとサオを上げるとアユ。小アユではなくアユサイズ。で15cmもあった。小アユ釣りでこんな大きなアユは初めて。知内川のアユは大きいと聞いていたが本当だった。
