フリーメイソンの隠し財宝が眠る場所、発覚!? 天国へのポータル「金の三角形」の先に…の画像1
(画像=イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI))

 世界で最も影響力を持つといわれる秘密結社、フリーメイソンの莫大な財宝は、どこに眠っているのか。その地と目されているのは、なんとワシントンD.C.のホワイトハウス敷地内の楕円形広場「ザ・エリプス」だった――!

■「ザ・エリプス」の地下にフリーメイソンの財宝が眠っている?

 アメリカの大統領府であるホワイトハウスを擁するワシントンD.C.の都市建設が開始されたのは、1792年にさかのぼる。しかし、都市計画の段階からフリーメイソンが強い影響力を行使していたといわれている。実際にワシントンD.C.の至る所でフリーメイソンの小さなシンボルが見られるということだ。

 1890年、ホワイトハウスを含む大統領公園(President’s Park)の南側にある楕円形の広場「ザ・エリプス(The Ellipse)」に子午線石(Meridian Stone)が設置されたが、この子午線石もフリーメイソンのシンボルであると噂されている。

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(画像=ザ・エリプスの子午線石 画像は「Wikimedia Commons」より)

 オルタナティブメディア「Mysterious Universe」の記事によれば、この子午線石の設置を含む大統領公園の整備計画はアンドリュー・ジョンソン大統領の任期中に行われ、トーマス・リンカーン・ケーシー中尉率いる陸軍のエンジニアたちが、ザ・エリプスを含むワシントンD.C.中央エリアの整備を担当した。

 1878年のレポートで、ケーシー中尉は都市の整備が順調に進んでいると記していたが、ザ・エリプスは「地区委員会」の権限下にあったため、じゅうぶんな対処はできなかったとも報告していた。ケーシー中尉は、ザ・エリプスの中心で下水道工事が行われていており、これは彼の職権の管轄外であったと記している。つまりザ・エリプスに関しては陸軍はノータッチを余儀なくされていたのである。

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(画像=手前の楕円形広場が「ザ・エリプス」 画像は「Wikipedia」より)

 では、この「地区委員会」とはどんな組織だったのか。そしてザ・エリプスの地下で行われていた工事は下水道工事だけだったのか? ちなみに、アンドリュー・ジョンソン大統領はスコットランド儀式33階級のフリーメイソンであったいわれている。

 ストーンヘンジをはじめとする古代遺跡の研究で有名なアレクサンダー・トム(1894~1985)は、先史時代の建造物に適用されている共通の測定単位があると結論付け、 彼はそれを「メガリシックヤード(megalithic yard)」と呼び、1メガリシックヤードが約2.72フィート(約83センチ)に相当することを主張した。

 ウェブサイト「Washington DC’s Chamber of Secrets」を運営しているアラン・バトラー氏とクリストファー・ナイト氏によれば、 ザ・エリプスの最も広い部分が正確に366メガリシックヤードであり、ザ・エリプスの子午線石とワシントンの他の著名な場所との距離がすべて正確に366メガリシックヤードで割り切れると主張している。そしてそれらの“シンボル”を線で結ぶと矢印が描かれ、矢の先端こそがザ・エリプスの子午線石になっているというのだ。

 したがって、ザ・エリプスの子午線石はワシントンD.C.で最も重要な場所であると考えられ、その下には「隠された部屋」があるのだと彼らは主張している。そしてその部屋には、フリーメイソンが所有している歴史的な宝物が収蔵されているというのだ。

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