温度変化に応じて熱を吸収・放出

「ひんやりする」というのは、どのような技術によって実現されているのか。

「まずひんやり感は、表面に使用している接触冷感生地の『Q-MAX値(熱移動値)』によって得られます。Q-MAX値とは、肌が触れたときにどれだけ熱を生地に奪われるかを示す指標で、数値が高いほど冷たく感じます。本製品では、市販品でも上位に入るQ-MAX 0.45以上の高性能冷感生地を採用しており、一般的な接触冷感寝具(0.2~0.3程度)と比較しても、格段にひんやり感を感じていただける仕様となっております。

 生地で使われている接触冷感の生地は熱伝導率が高い素材を使っており、人の肌と布が触れたとき、肌の熱をどれだけ素早く生地側に逃がせるかが『冷たさ』を感じるカギになります。熱伝導性の高い繊維をベースに使うことで、人の肌から熱を素早く奪う=冷たく感じる性質があります。

 また表地の極涼オリジナルのプリント施し、温度変化に応じて熱を吸収・放出する性質を持ち、これにより、温度調節機能を持たせることで、常に一定の温度を保つようなり、特に暑い時期に効果を発揮します」

 販売ルートとしては、主にクラウドファンディングサイトにて先行販売を行っており、今後はAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどオンラインモールでの一般販売も予定している。一般販売予定価格は2万円(税込)。

【製品仕様】 サイズ:150cmx210cm(シングルサイズのみ展開) カラー:ネイビー 素材:表地:ナイロン90%、ポリウレタン10%(持続冷感加工) 中材:ポリエステル70%、レーヨン30 % 裏地:綿100%(抗菌加工)

(文=BUSINESS JOURNAL編集部)