●この記事のポイント ・かけると“ひんやり”する“冷感”掛け布団「極涼プレミアムEX」がヒット ・吸湿・放湿・冷感の効果を搭載することで、暑い夜もムレにくく心地よい寝心地をキープ ・Q-MAX値0.55の接触冷感生地を表面に採用し、中綿には吸放湿性に優れた高機能素材を使用
猛暑で寝苦しい日が続くなか、かけると“ひんやり”する“冷感”掛け布団「極涼プレミアムEX」がヒットしている。製造元の新陽トレーディングが独自に開発した超冷却グラフィックス「極涼 BEYOND COOL」を採用し、吸湿・放湿・冷感の効果を搭載することで、暑い夜もムレにくく心地よい寝心地をキープ。肌に触れた際の冷感を数値化した指標「Q-max」は、一般的に0.2W/平方cm以上で冷感を感じ、0.4W/平方cm以上で高冷感とされるところ、同商品は0.55という高い数値を実現。調温テクノロジーで体からの熱や湿気をスムーズに逃がしている。さらに、わずか約1.25kgの超軽量設計によりタオルケットのような軽さも実現。洗濯機で丸ごと洗える点も便利だ。かけると“ひんやり”するという使用感は、どのような技術によって実現されているのか。メーカーに取材した。
●目次
Q-MAX値0.55の接触冷感生地
このような商品を開発するに至った背景・理由について、新陽トレーディングは次のように説明する。
「近年、夏の暑さが年々厳しくなる中、『寝室をもっと快適にしたい』『冷房に頼りすぎず、自然なひんやり感で快適に眠りたい』という声が多く寄せられていました。特に『寝返りのたびに布団の中がムレて不快』『肌に触れると熱がこもる』『体にペタッと張りついて寝苦しい』といった夏特有の寝具の悩みに着目し、寝室環境をより快適に整えることを目指し、本製品を開発いたしました。
弊社の『極涼シリーズ』は累計35万枚を突破しており、シリーズ全体として多くのお客様に支持されてきました。そのなかでも、今作の『極涼プレミアムEX』は、冷感性能・吸放湿性・抗菌防臭・洗濯耐久性を大幅に強化した最上位モデルとして設計されています。さらに、生地の選定や縫製構造を工夫することで、寝返り時にも体にまとわりつかず、ペタッと張りつく不快感を軽減する構造に仕上げています」
具体的にどのような特徴を持つ商品なのか。
「Q-MAX値0.55の接触冷感生地を表面に採用し、肌に触れた瞬間にひんやり感が得られます。中綿には吸放湿性に優れた高機能素材を使用し、寝汗をかいてもムレにくく快適です。裏地には通気性と速乾性を兼ね備えた天竺生地を採用しており、汗や湿気をスムーズに逃がします。また丸洗い可能で、毎日でも清潔に使える仕様。家庭用洗濯機対応&速乾性ありです。抗菌防臭加工を施しており、汗ばむ季節でも清潔さを保ちやすくなっております。軽量でありながらも、寝返りしてもズレにくいサイズ感と縫製設計となっております」