2位タイ:愛知県 優勝8回
   (主な優勝校 中京大中京(中京商業)・愛知一中)

 愛知といえば、中京大中京高校の歴史的存在感が光る。中京商業時代には、1931年~33年にかけて史上唯一の「夏3連覇」を達成。この偉業は今も破られていない。また、2009年には堂林翔太(現・広島東洋カープ)らを擁して平成唯一の夏優勝を果たし、伝統校としての存在感を再び示した。夏の優勝回数は7回を数え、史上最多。愛知県勢の躍進を支えている。

1位:大阪府 優勝14回
   (主な優勝校 大阪桐蔭・履正社・PL学園ほか)

 大阪は、夏の甲子園における「絶対王者」ともいえる存在。特に大阪桐蔭高校は、圧倒的な打力と投手層の厚さで、2012年と2018年には史上初の「春夏連覇」を2度達成する偉業を成し遂げるなど、夏の優勝回数は5回。また、昭和を代表する強豪・PL学園は1970年代から台頭。特に桑田真澄・清原和博らを擁した1983年~1985年の3年間は優勝2回・準優勝1回を記録している。最後の優勝は立浪和義(中日)、片岡篤史(日本ハムー阪神)、野村弘(横浜)、宮本慎也(ヤクルト)らを擁した1987年夏。

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 今年はどの都道府県、どの高校が優勝するのか、伝統校か新興勢力か、決勝まで存分に楽しみたい。

※2025年8月10日現在の成績
(SDAA編集部)