■「もしかしたら来るかも」心構えを
パーキングエリアやサービスエリアには、必ず本線へ向かう方向を示す標識がある。「これを間違えると逆走になるわけですね」と話し、必ずこの標識を確認するように強調する。
さらに大瀧氏は「逆走車はいないと思いますけど、もしかしたら来るかもしれない。重要なのはビックリしない、驚かない。祈らない、願わない。これが大事です。平常心。右側の車線が、逆走車からしたら左側通行なので、逆走してくる車はこっちの車線(右の追越車線)に来るパターンが多いですね」と心構えについて説明する。
■誤って逆走しかける
しかし、一旦高速を降り、再び入口に向かうと、道路は平面交差に差し掛かり、ドライバーが誤って反対側の道路に進入しそうになる場面が。
大瀧氏が「そっちじゃない」と指示し、慌てて正しい道路に進んだが、この日は雨が降っていることもあり、「きょうは雨が降っているからなおさら分かりにくかったでしょ。右に曲がってまさか平面交差とは思わないから。立体交差じゃないから。一瞬どっち行っていいかわかんなかったよね」と語った。
■「あれは間違えるわ」
さらに、本線へ向かうカーブで、逆走しないように進行方向に赤、対向車側には青と、地面が色分けされていたものの、雨で路面が濡れていることに加え、色が薄くなっているため「これは見えにくいな。標示が赤いペンキが薄すぎて分かりにくいですね」と指摘。

(画像=『Sirabee』より引用)
「これ、夜だと全然分かんないだろうな。きょう雨っていうのもあるけど…。まああれは間違えるわ…」と思わぬ罠にも注意を促した。