自民党を消滅寸前まで破壊されてきた中でなんとか選挙を生き残った議員達にとっては「舐められてたまるか!」という気分であったろうことは想像に難くありません。

いずれにせよ、今回の両院議員総会で臨時の自民党総裁選挙を開くか否かで決を取る事が確定したため、岸田派、旧二階派、石破派を中心に総裁選実施否決のための圧力工作が行われている最中でしょう。

ブログ主は石破茂を鳥取の菅直人と呼んできました。

ですがそれは間違いでした。

あの菅直人も総理に居座るために平気で仲間に嘘をつきました。

ですが最終的に党が割れるくらいならと見苦しいながらも辞任を選びました。

党内からの圧力に屈したとしても一応は「自ら身を引くことを決めた」形を取りました。

石破茂は自分で選挙前に言っていた辞任のハードルを日ごとに勝手に引き下げ、それでもそのハードルを下回ったのに、今度は比較第一党だからと勝手にゴールポストを動かして居座り宣言をしました。

岸破政権とその側近共の異常な他責思考、民間企業なんかでもいますけどね、責任転嫁だけを考えて絶対に責任を取らない人ってのが。

それでも菅直人だって自ら辞めたんですよ。

ところが石破茂はというと、今回の両院議員総会で「辞職させる決議が通るぞ!」と、自民党史上初の汚点としてその名を刻むことになるぞとはっきり突き付けられた形です。

それでもなお辞めようとしないのですから、石破茂とその側近達というのは本当に頭がおかしいと言うしかありません。

岸破としては「これではせっかく粛正を続けて来たのに党内保守系に取り返されてしまう」という目先の権力抗争を第一にしているという事情もあるのかもしれません。

これで自民党内では石破が辞めないのなら総裁解任するというステージになったと言ってよいでしょう。

編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年8月10日のエントリーより転載させていただきました。