下潮が強いのか、上潮が良いのか。また秋に強いのか、春に強いのかなど、ボーズを恐れず怪しい釣り場へトライし続けたごほうびが、この夏の時短釣りで成果を出せるはずです。

当日の状況

午前中、釣りエサ店で汗だくになりながらエサを混ぜ、正午からの竿出しは本当に大丈夫かと少し不安になりつつ、釣り場到着がちょうど正午ごろ。35度近くの気温の中、仕掛けを作成。竿は5m06号チヌ竿、リール2500番レバーブレーキ。道糸1.7号、ハリス1.5号、針チヌ3号。5B負荷棒ウキ仕掛けを完成。

仕掛けを完成したころから予報どおりの曇天強風になり、暑いどころか快適でとても涼しくなりました!海面は前日の雨の影響でとても良い濁りが出ており、こちらも想定内で良い感じです。フカセ釣りで濁りを嫌う方もおられるが、チヌフカセ釣りは別。ある程度濁りが出ている方が釣果が期待できるので、私は大歓迎です。

コーン3粒で小チヌがヒット!

仕掛け投入後、誘いを入れたらさしエサのコーンは瞬殺で、多分フグと思われます。チヌ針3号を最初に選んだのも、エサ取り対策でもあるのです。3号針ならコーン4粒は刺せます。コーン2粒でさしエサがなくなるのなら、3粒、4粒と増やしていき、それでもさしエサが取られるなら誘いをやめるか、もしくは針をさらに大きくしてさしエサを大きくするのが私のいつものパターンです。

「夏はフカセでチヌ数釣りのチャンス!」40cm超え含みチヌ12枚をキャッチ【和歌山】チヌヒット(提供:TSURINEWSライター秦厚治朗)

当日はコーン3粒でさしエサが取られたり残ったりの状態が約10投ほど続きましたが、すぐに答えが帰ってきました!きれいにウキ入りしてヒットしたのは30cmほどの小チヌ!サイズは小型だが、底にチヌが寄ってきたサインにテンションが上がり竿を振り続けました。少ししてから再度小チヌがヒット!

40cm超えチヌが浮上!

この時間帯から表層の流れがきつくなり、5Bプラス3Bの落としオモリを打ってもトップが出る自立棒ウキにチェンジして仕掛けの安定をねらってみました。偶然だと思いますが、仕掛け交換後、数投で仕掛けがなじむまでにスッパっとウキ入り!40cmオーバーのチヌがヒット!重めの仕掛けなんて関係なく、ウキを消し込んでヒットする高活性の季節を体感しました。

重めの仕掛けでチヌ連発!