アヤックスは2024年4月、G大阪と3年間の戦略パートナーシップを締結。契約時、ボイカー氏は「(G大阪との)スカウティング情報の共有がうまくいけば、トップチームで一緒にプレーする日本人選手が現れるだろう」と、将来的な日本人選手獲得の可能性を示唆していた。
また、オランダ紙『De telegraaf』は2025年6月、アヤックスがG大阪所属FW名和田我空、GK荒木琉偉をトレーニングに招待する可能性を報じるとともに、「ボイカー氏は現在、G大阪、日本サッカー協会(JFA)や複数の大学を訪問」とリポート。10日にパナソニックスタジアム吹田で日本代表戦を視察することもあわせて伝えていた。
この6月の北中米W杯最終予選で板倉は日本代表に招集されていなかったものの、インドネシア戦は堂安らとともに現地観戦していた。ボイカー氏のG大阪訪問、パナソニックスタジアム吹田視察とのタイミングが重なったことにより、アヤックス移籍が実現した格好だ。