人混みが嫌いなので、花火大会って苦手なんです。
でも、花火を観るのは大好きです。
そこで、地方の小規模な花火大会をネットで探し、タイミングが合えば車中泊がてら観に行ったりしています。
今回紹介するこの「竹原神社奉納煙火」をネットで見つけた時には、「これ、絶対生で見に行くやつ!」とビビッときました。
そこで今回は筆者(以後、寅造)が、自信をもっておすすめする、長野県中野市・竹原神社の花火大会(奉納煙火)と、竹原神社から一番近い(車で6分、徒歩1時間)車中泊スポット「道の駅 北信州やまのうち」と、そして道の駅からすぐ近く(車で5分)にある湯田中温泉について紹介します。
目次
2年目の車上生活
毎年9月21日開催の竹原神社奉納煙火とは
2年目の車上生活

車上生活している寅造です。
都内で夜勤の仕事をしながら週末の車中泊旅を楽しんでいたら、いつの間にかアパートに帰らなくなり、思い切ってアパートを引き払ってしまいました。
それから約2年、軽自動車で車上生活を続けています。
今は夜勤の仕事がない日は、気ままに好きなところで車中泊。
時間が取れれば、季節にあわせて遠出もします。
去年の秋は、ネットで見つけた「これ絶対生で見たい!」とピンときた、長野県中野市の竹原神社で行われる奉納煙火を観に行ってきました。
(ちなみに、この原稿を書いている今も長野県の某道の駅にいます。都内が暑すぎたので逃げてきました。)

地元の人たちが郷土愛たっぷりに手作りで開催する、伝統ある花火大会、竹原神社奉納煙火。
近くの道の駅で車中泊して、ついでに温泉にも立ち寄って、大満足な旅路となりました。
毎年9月21日開催の竹原神社奉納煙火とは

長野県北部に位置する中野市の竹原地区にある竹原神社では、毎年9月21日に打ち上げ花火や仕掛け花火よる奉納煙火(花火大会)が行われています。
竹原神社の花火の始まりは江戸時代ともいわれており、歴史ある地域の行事です。
数々の仕掛け花火が頭上を飛び交う。マジです

この竹原神社奉納煙火は、なんと地元の人たちが作る祭祀団が、花火師の資格を取り、手作りの仕掛け花火を準備して開催しているのです。
中でも特徴的なのは「龍勢(りょうせい)」と呼ばれる風切羽がついたロケット花火。
祭祀団の方が口上を語り着火し、境内に張り巡らされたロープを伝って、火と煙を上げながら「ひゅーっ」と風切り音を響かせて、観客の頭上を飛び交います。
これが本当に迫力満点です。

さらに、灯籠や竹で組まれた仕掛け花火が、広くはない境内のあちこちで火を吹きます。
近くで観ていると、頭上から火の粉が降りかかるほどの距離感。
こんなLIVE感、グルーブ感のある花火は他ではなかなか味わえません。
ここには、何千万円かけて、何万発打ち上げて、何十万人も集めるような大規模な花火大会にはない、とても心に迫る迫力と魅力がありました。
今年もまた、訪れたいと思っています。
竹原神社
所在地:長野県中野市竹原1001−1
料金:無料
開催日時:例年9月21日
アクセス:信州中野I.C入口(交差点)を直進し、そのまま県道29号へ進む4.6 km、国道292号/国道403号 に入る2.2 km、一本木(交差点)を左折し700 m、右折して県道355号に入450 m、さらに左折
トイレ:なし
駐車可能台数:地元の方向けの駐車場が数台分あるが、僕は道の駅から散歩がてら歩きました(徒歩1h)
混み具合:それなりの人出なので、開始時間(19:30)の30分くらい前についていれば、前の方で観ることができました。