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スタッドレスタイヤの落とし穴:雨の日に注意

スタッドレスタイヤの落とし穴:雨の日に注意

そのタイヤで連休に突入するの?「溝があればいい」とは限らない!タイヤ の“排水力”の重要性
(画像=『MOBY』より 引用)

スタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)は、夏タイヤよりも溝が深いため、雨にも強いと思われがちですが、実はそうではありません。

スタッドレスタイヤの溝は、積雪路を走行するためのもので、雪を排出する機能は高いものの、排水性は夏タイヤに比べて劣ります。また、夏タイヤよりも柔らかいゴムを使用しているため吸水性が高く、雨の路面では水分を多く含んでしまい、路面とタイヤの間に水膜を作りやすくなるのです。

このため、雨量が多くなるとスタッドレスタイヤは夏タイヤよりもハイドロプレーニング現象(車が水の膜の上を滑ってしまう現象)が起こりやすくなります。

スタッドレスタイヤで雪のない道路を走行中に雨が降ってきた場合は、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。早めのブレーキングや、1〜2割程度のスピードダウンを心がけ、通年スタッドレスタイヤを使用することは絶対に避けましょう。

タイヤの「溝」と「硬さ」は、雨の日の安全走行に直結する重要なポイントです。雨が多い地域やシーズンには、必ずタイヤの状態をチェックしましょう。もし不安な場合は、カーディーラーやタイヤショップなどのプロに判断を任せることも大切です。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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