猛暑続きのこの夏、自然に癒やしを求めてアウトドアやキャンプを楽しむ人々が急増している。河原やぬかるみといった未舗装路でも臆せず進めるオフロード車が、その相棒として注目を集めるなか、ランドクルーザーやジムニーといった本格4WDは品薄状態になるほどの人気ぶりを見せている。

ワイルドでありたい、でも高級感もほしい……SUVファンのわがままに応えるホイール
(画像=『MOBY』より 引用)

このアウトドア熱はカスタムシーンにも波及し、力強さを前面に打ち出したオフロードスタイルが新たな潮流を生みだした。なかでもまず取り入れたいのが、足元を大胆に変えるホイールカスタム。タフで無骨なオールテレーンタイヤ(All-Terrain tire = 全地形タイヤのことで、舗装路、未舗装路の両方で性能を発揮する)に、個性あふれるホイールを組み合わせれば、街でもフィールドでも視線をさらうこと間違いなし。オフロード車のポテンシャルを引き出す第一歩として、多くのユーザーに支持されている。

今回はオフロード業界も注目する、〝タフ〟な見た目ながら〝高級感〟も併せ持つMLJの「XJ08」の魅力に迫る!

目次
3年振りに登場したXTREME-Jの意欲作
タフさを強調するビードロックリング

3年振りに登場したXTREME-Jの意欲作

ワイルドでありたい、でも高級感もほしい……SUVファンのわがままに応えるホイール
(画像=ランドクルーザー250が装着しているホイールサイズは17×8.0J 6-139.7 +50 、それに合わせて履いているタイヤサイズは285/70R17、『MOBY』より 引用)

ホイールカスタムの世界で、アメリカンオフロードスタイルを牽引してきたのが、輸入ホイールのパイオニア、MLJだ。KMCやブラックライノといった本場アメリカの名門ブランドを日本に紹介し、オフロードファンからの信頼を確立してきた。そのMLJが満を持して送り出したオリジナルブランドが「XTREME-J(エクストリーム・ジェイ)」である。

XTREME-Jは、“未踏の地を切り拓く”というブランドスピリットを体現しながら、最新トレンドを巧みに取り入れたスタイルが特徴。本場アメリカでも認められたそのデザインは、まさにタフネスな魅力に溢れている。なかでも最新作『XJ08』は、その真髄とも言える1本。XTREME-Jシリーズとしては3年振りにリリースされた意欲作だ。

タフさを強調するビードロックリング

ワイルドでありたい、でも高級感もほしい……SUVファンのわがままに応えるホイール
(画像=『MOBY』より 引用)

最大の見所は、シリーズの伝統となっているビードロック風デザインの進化。本場のオフローダーは険しい岩場などを走破する際にタイヤのエア圧を落して対応する。その際、ビード落ちを防ぐためにホイール外周に追加されるのがビードロックリング。XTREME-Jシリーズではこのリングをデザインの一部として取り入れているのだ。

ワイルドでありたい、でも高級感もほしい……SUVファンのわがままに応えるホイール
(画像=『MOBY』より 引用)

『XJ08』では、ビードロック風リングがよりリアリティのあるデザインへと昇華。フランジ部分のホールを貫通させた構造とすることで、無骨でマッシブなルックスと機能性を両立。岩場や泥道といった過酷なフィールドでも、ホールから砂利や水を排出することでパフォーマンスを維持する設計となっている。

ワイルドでありたい、でも高級感もほしい……SUVファンのわがままに応えるホイール
(画像=『MOBY』より 引用)
ワイルドでありたい、でも高級感もほしい……SUVファンのわがままに応えるホイール
(画像=『MOBY』より 引用)