水路といえどただ観察するだけではない。場所によっては釣りができる所もある。そして思わぬ大物と出くわし、そこが自分だけの穴場スポットとなる場合さえもある。ただし、水路で釣りをする場合いくつかの条件が揃わないと釣りにならないので詳しく説明していこう。
ベイトが絶対条件
まずはこれだ。イナッコ、スジエビ、イソメでも何でも良い。とにかくベイトがいないと釣りにならないのが水路だ。特にコンクリート護岸の水路は、海から小魚が入ってこないとそれを追ってフィッシュイーターも入ってこないというわけだ。

満潮時
水路は浅い場所も多くあたりまえだが水がないと釣りにならない。よって、満潮時しか狙えないポイントがほとんどだ。田んぼの用水路などは別だが、市街地を流れる海と繋がった水路は干満による条件で釣りができるできないが決まってしまう。

釣り禁止場所とマナー
そして最後は釣り禁止場所とマナーについてだ。市街地を流れる水路は周りに民家が立ち並ぶ所も多い。そこを釣り竿をもって昼間からウロウロしてるとそれだけで目立つ。間違っても大声で騒いだり、ゴミなどを捨ててはならない。
こういった小場所での行動は非常に目立つ。なので常に「見られている」という意識を持ち、常識ある行動を心掛けたい。また、周りをフェンスで張られて立ち入り禁止の場所もある。ないとは思うが、いくらボイルがあって大チャンスでもそんな場所で釣りをするのはマナー違反だ。
本来水路は魚が偶然入り込むことはあっても釣り専用ではない。そしてそんな所に目を付けて釣り竿を出す釣り人こそ周りから見たら変わっている存在だ。だからこそ、いつも以上のマナーや礼儀が問われるのは言うまでもない。せっかくの穴場スポットを無くさないためにも、人や周りの環境にも配慮していきたいものだ。
