「彼は常に強いパスを要求していた。日本のサッカーはヨーロッパとは少し違っていて、パスも比較的ソフトなんだ。『弱い!弱い!』って何度も繰り返してたね。ポドルスキはヴィッセルではあまり走らなかったけど、強くて速いパスを出すと、たいてい見事にトラップして、すぐに次のプレーに繋げていた。だから、彼が僕たちに求めていたことは、理にかなっていたんだ」

 古橋、ポドルスキ、それにアンドレス・イニエスタ氏といったスター選手とともに日々の生活を送っていた小林。神戸に天皇杯のタイトルをもたらした元チームメイトのさらなる成功を願っているはずだ。