
スタッド・レンヌからイングランド2部バーミンガム・シティへ完全移籍したFW古橋亨梧は、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表入りが期待される選手のひとりだ。その古橋について、ヴィッセル神戸やスコットランド1部セルティックでチームメイトだったDF小林友希(現ポーランド1部ヤギエロニア・ビャウィストク)が、日本代表ストライカーの素顔を明かしている。
ポーランド『weszlo』で8月7日に掲載されたインタビュー記事によると、小林は神戸時代を回想。その中で、「亨梧は僕の“先輩”だった」と切り出すと、元チームメイトの性格や関係性についてこう語っている。
「友達ではないが、メンターやお手本といった存在だった。僕たちはよく一緒に行動して、彼はいろいろなアドバイスをくれたし、時には僕のことを気遣ってくれた。素晴らしい人で、卓越したサッカー選手だよ。彼がセルティックへ移籍したとき、何度も『自分も彼の後に続きたい』と思った。そして実際にそうなったけど、そこには2021年にセルティックの監督になったアンジェ・ポステコグルーの存在が大きかった」
また、小林は同じく神戸時代のチームメイトである元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの気の強さやスター選手から学んだことも明かしている。
「日本人は、基本的にシャイなんだ。サッカー選手でもね。お互いに怒鳴ったり、強い言葉を直接言ったりすることはあまりない。でもポドルスキは、最初からそんなことを普通にしていた。彼にとっては、それがロッカールームでの普通の振る舞いだったんだ。大声を出して、怒鳴ることもあったね。『なぜパス出さなかったんだ?!』って、よく怒っていた。でも、ピッチの外ではすごくいい人で、とても礼儀正しい男だった。ピッチ上では感情的になることもあったけど、逆に学べることもたくさんあった」