ベイトを食べているせいかとてつもなく暴れる。夏場の弱った個体ではなく、間違いなくフレッシュで高活性の魚だ。無事にキャッチしたのは立派な64cmのシーバス。70cmには届かなかったが満足の一匹だ。
「流れ」が決め手
その後、続けて60cm級をキャッチしがこれはスレ掛かり。とにかく今日のシーバスはかなり活性が高く、ルアーに寄ってくるのかスレで釣れてくるものも多い。そうこうしていると流れが緩くなりベイトが静かになった。そして流れが再び早くなるとベイトの動きも活発になりシーバスのボイルも始まる。

今日はこの「流れ」を見逃さないことが釣れるコツだとわかってきた。
60cm級シーバス3匹で納竿
流れが復活し、かなり引いてきたが相変わらずベイトは減らない。もちろんシーバスも付いているが、さすがに満腹なのかボイルも減った。さらにバイブレーションルアーにも全く反応がなくなる。
おそらく見切られたようだが、最後にもう一匹ほしくなり、少しゆっくり巻いてボトム(底)付近を狙ってみるとこれが見事に的中。今までよりも少し小さいギリギリ60cmのシーバスを無事にキャッチ。満足のうちに釣りを終えた。

スレ掛かりもあったが、高活性のシーバスを複数キャッチできて良い釣りができた釣行であった。後は、スレ気味のシーバスをいかに食わせるかだがそれは今後の課題にしたい。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>