ボトムを取ってサオ先でチョンチョンと誘いながら巻いてくると、サオ先にココンとくるアタリですぐさまヒット。
あまり大きくなさそうな引きで、20cmに満たないカマスがお目見えした。サイズや数はそれほどではないが、このカマスが秋のハイシーズンにはさらに大きくなって、釣り人を楽しませてくれるだろう。

ブレードジグでシオゲット
ジギングサビキではカマスだったので、試しにブレードジグをワンピッチのアクションで巻いてみると、足元まで青物っぽいチェイスがあった。
魚の正体を探るべく7gのメタルバイブをキャストし、ボトムから速めのリトリーブを入れストップ&ゴーのアクションで狙ってみる。するとイカダの真下でゴツンとヒットして、緩めに設定したドラグ音を鳴らしながら大暴れ。
抜き上げると正体は25cmほどのシオだった。さっき足元まで追ってきたやつもこいつだったのか。サイズは小さくてもさすがによく引いて楽しませてくれる。

お昼までにメタルバイブやブレードジグ、ジギングサビキ、サビキなどあらゆるサオをとっかえひっかえしながらイカダの五目釣りを楽しんだ。
期待していたブッコミや泳がせには反応がなく、お昼の納竿の時間を迎えたのだった。あらゆる可能性を信じて仕掛けを入れておくのは一発逆転のロマンがあるがこの日は配当なし。

最終釣果
最終的にはアジが70匹ほどとカマスが6匹。他にもシオやヒイラギ、サバ、ツバス(イナダ)を釣り上げて五目釣りを達成したのだった。

潮氷で冷やし込んで持ち帰り、アジはすぐさま唐揚げと南蛮漬けに。カマスは腹開きにして塩を振り塩焼きで食卓をにぎわせてくれた。