「インド独立の父」と称されるマハトマ・ガンディーの掲げた「非暴力・不服従」はあまりにも有名。
現在X上では、現代日本の駐車場で発見された「非暴力・不服従」が大きな話題となっているのをご存知だろうか。
画像をもっと見る
■駐車場で発見した無断駐車、警察に連絡するも…
今回注目したいのは、Xユーザー・juniasuさんが投稿した一連のポストである。
勤め先が借りている月極駐車場にて無断駐車の車両に遭遇したjuniasuさんは警察に電話をするが、「公道ではない」という理由から、移動もできなければ、いわゆる「切符を切る」対応も不可能であると言われてしまう。
そこでjuniasuさんは、独自の方法でこのトラブルに解決に乗り出すことに。
■パワー系解決法に「笑った」
その対応とは「関係者以外 駐車禁止」と書かれた大量の貼り紙を車両に貼り付ける、というもの。絵面のインパクトは凄まじく、まるで「耳なし芳一」である。
こちらの光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「これ実際、どうするのが正解なの?」「アンテナが旗みたいになってて笑った」「警察、何もできないのか…」といった具合に、驚きの声が多数寄せられていた。
凄まじい圧を感じる光景だが、なぜかユーザーからは「優しさの塊」「なんて優しい対応なんだ」など、称賛の声も多く寄せられている。読者諸君は、その理由にお気づきだろうか。
■「法の範囲内の警告行為なら可能」
ことの経緯をめぐり、ポスト投稿主・juniasuさんは「私の出勤時間の早朝の時点から、こちらの車が駐車されていました。現場から戻ったタイミングでもまだ駐車していたため、管理会社に連絡を入れましたが、日曜日だったので繋がらず、そのまま110番しました」と、振り返る。

警察官からは前出のように「対応ができない」と言われるも、「法の範囲内の警告行為なら可能」という情報をキャッチ。
「社用車を前に駐車して出られなくする」という対応が閃いたが、これは他の契約者に迷惑をかけてしまうため、断念することに。また、会社にある廃棄予定の重量物で車体を囲む方法も考えたが、労力を考えてこちらも断念。
そこで、当該の張り紙を50枚印刷し、張り紙による訴えを行使することに決めたのだ。