全国各地が猛烈な暑さになっており、少し動くだけでどっと汗が吹き出ます。外出する際には普段以上に熱中症対策に気をくばりたいものです。

7月31日放送の『林修の今知りたいでしょ』(テレビ朝日系)では、熱中症対策の数々を紹介。外出時に汗をかいたときの“拭き方”が話題を呼びました。

■汗をかいたときに拭くものは…

体温調節に欠かせない汗は、拭き取り方ひとつで体温の下がり方に差が出るほど重要なのだそう。番組では、「乾いたタオル」「濡らしたタオル」「ボディーシート」の3択でクイズが出題されました。

日本医科大学武蔵小杉病院の神田潤先生によれば、正解は「ボディーシート」。次いで効果があるのが「濡らしたタオル」、もっとも効果が薄いのが「乾いたタオル」でした。

■顔や首まわり以外も拭くと効果的

(画像=『Sirabee』より引用)

神田先生は「汗を出すだけでは残念ながら体温は下がらない。汗が蒸発させ、気化熱を奪うことによって初めて体温が下がる」とし、乾いたタオルでは熱が蒸発しないため効果がないとのこと。ボディーシートを使うことで汗がエタノールに溶け、汗が肌に触れる面積が増えることで効率よく蒸発させられるといいます。

神田先生によれば、ボディーシートを使うときは顔や首周りだけでなく、お腹や背中、足など、全身を拭くとより効果的なのだそう。

ビオレ冷タオル
(画像=『Sirabee』より引用)

実際、筆者もボディーシートは夏の必需品。最近は、ビオレの「冷タオル」をカバンに必ず忍ばせています。

ひんやりと涼しく、ほどよく肉厚なのでボディーシートとして非常に使いやすくてお気に入りです。Amazonで「過去1か月で3万点以上購入されました」(5日時点)とあるほど人気商品です。