なかでも2023シーズンは、J2リーグで34試合出場10ゴール6アシストと活躍し、町田史上初のJ1昇格に大きく貢献した。しかし、町田のFW陣は韓国人ストライカーのFWオ・セフンや東京五輪U-23日本代表にも選出されたFW藤尾翔太などタレント揃い。現状、デュークの序列は低い印象だ。現に今シーズンはここまで15試合1ゴールと満足のいく結果を残せていないほか、出場した15試合のうち先発出場はわずか4試合に留まっている。FW層を強化したい鳥栖にとって、獲得を検討する価値のある選手だろう。

室井彗佑(横浜FC)
キャリアをスタートさせた大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)で2シーズンプレーした後、2024シーズンから横浜FCに所属しているFW室井彗佑。圧倒的なスピードを武器に、常に相手DFラインの背後を狙うラインブレイカーとして存在感を示している。
昨シーズンは怪我の影響で10試合出場2ゴールに終わっているが、今シーズンはJ1リーグで11試合に出場し1ゴールを挙げている。試合では圧倒的なスプリント数と背後を狙う動き出しで相手DFの脅威となっている室井。大宮時代は主にCFとしてプレーしていたが、現在は2列目のシャドーを主戦場としている。
室井のスピードを活かし、後半からジョーカーとしてシャドーやCFで起用するオプションも組めるため、鳥栖への移籍が実現すれば魅力的な補強となるだろう。