しかし、今シーズンはベンチを温める試合が多く、ここまで23試合出場2ゴールと結果が振るわない。さらに東京Vは8月1日に水戸ホーリーホックのFW寺沼星文を完全移籍で獲得しており、染野の更なる序列低下が予想される。J2でも実績がある染野に鳥栖がオファーする可能性はありそうだ。


FWブラウンノア賢信(横浜F・マリノス所属時)写真:Getty Images

ブラウンノア賢信(ファジアーノ岡山)

2019シーズンに横浜F・マリノスでプロキャリアをスタートさせたMFブラウンノア賢信。アメリカ人の父と日本人の母を持つカナダ出身の24歳だ。横浜FMのほか、カマタマーレ讃岐、水戸ホーリーホック、アスルクラロ沼津、徳島ヴォルティスでの経験を経て、今シーズンからファジアーノ岡山に完全移籍している。

189cm、79kgの恵まれた体格を活かしたポストプレーやハードワークを武器に攻守両面においてチームに貢献。2023シーズンに所属していた沼津では、ストライカーとして37試合出場13ゴール7アシストと元ストライカーの中山雅史監督の下で得点能力を磨き上げた。2024シーズンに完全移籍した徳島では、トップ下やセンターフォワード(CF)での起用となったが、どのポジションもそつなくこなし、34試合出場7ゴール4アシストと大車輪の活躍を見せた。

岡山で迎えた今シーズンは、J1リーグで11試合に出場するもここまで無得点。総出場時間はわずか「124分」と初のJ1で苦しんでいる。トップやトップ下、サイドハーフ(SH)もこなすユーティリティ性も備えており、鳥栖が獲得を狙っていてもおかしくない。

ミッチェル・デューク 写真:Getty Images

ミッチェル・デューク(町田ゼルビア)

町田ゼルビアのFWミッチェル・デュークは、ボールキープ力や空中戦の強さに定評がある選手だ。オーストラリアやサウジアラビアでのクラブ経験があり、日本では清水エスパルスやファジアーノ岡山にも所属歴がある。