高速道路で目撃されたトラックのナンバープレートが、ネット上で大いに物議を醸している。
このような状態で道路を走行した場合の問題点について、大阪府警に話を聞いた。
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■この車、ナンバープレートがおかしい…?
今回まず注目したいのは、Xユーザー・さらだ@BNR34さんが投稿したポスト。
近畿自動車道(下り)の美原JCT付近で撮影したという写真が添えられており、荷台に車両を載せて走行するトラックの姿が確認できる。そして問題は、車両のナンバープレートのデザイン。
通常のナンバープレートでは確認できない、赤色の斜線が引かれていたのだ。
■「仮ナンバーでこんなに堂々と…」
こちらの光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「めちゃくちゃ怪しい」「これ違反では?」「仮ナンバーで車を輸送しているのか…」「仮ナンバーで日中に、こんなに堂々と運ぶのね」といった驚きの声が続出している。

そこで今回は、当該のナンバープレートを使用して走行した際の問題点について、大阪府警に詳しい話を聞いてみることに。その結果、今回の車両に起こっている「問題点」が明らかになったのだ…。
■車体の「会社名」でさらに炎上するも…
発見した車両の状態について、ポスト投稿主・さらだ@BNR34さんは「仮ナンバーで、運転席はカーテンで見えないようになっていました。そもそもやましいことがなければカーテンをしないと判断し、撮影しました。ドライバーは中東系外国人の方です」と、振り返っている。
そしてなんと、こちらの車両の外観には「会社名」「電話番号」といった情報が記載されていたのだ(記事内の画像からは削除済み)。そのため、「この会社が仮ナンバー車を運転しているのか」という怒りの声も多数寄せられていた。

数名のネットユーザーは同社に問い合わせたり、Googleのクチコミから同社の批判を行なっていたが、こちらは同社が既に売却した車両の模様。
恐らく、手放した車両の外観にある(元の)「会社名」「電話番号」といった情報が削除されず、そのまま新たな持ち主の元で使用されていたのだろう。
ことの経緯をめぐり、元の所有者である企業に取材を打診したが、残念ながら同社からの回答は得られなかった。