作成したものを実際に使用した感じとしては、全く問題なく使用できた。

単純にジグに後付けでブレードを付けた場合と異なり、巻いた時の直進性がかなり高まっていると感じる。フッキング能力も十分。アシストフック+後付けブレードとはアクションが異なるので、このアイテムを意識して付ける意義は有りそうだ。
そして気になるコスト面だが……(わかりやすくするため全て定価税抜き計算)
・既製品
2個入り 900円 一個当たり450円
・自作品
スティンガーダブルSD-33TN 480円 単価80円
ベアリング 300円 単価60円
ブレード 180円 単価60円
熱収縮チューブ 300円 単価10円(仮)
計 一個当たり210円
おおよそ半額で作成することが出来た。かなりコストカットは出来ているが、じゃあ全く同じものかというとそういうわけではない。ベースとなった製品は恐らく青物も想定した太軸ロウ付けツインフック仕様となっている。
また、ブレードの厚みや大きさでアクションは変わる。メーカーが様々なテストを重ねて最適解を導き出した商品を模倣しただけであり、あくまでも廉価版となる。
ちょっと高いがとてもいいアイテムなので気になる方は製品を試してみると良いだろう。追加するお小遣いが心もとない時は自作も視野に入れてみると良いだろう。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>