いきなりタコ!なんだか幸先がいいのか悪いのかわからないが、とりあえず釣っていく。釣り始めて10分ばかりで、もはや滝汗状態である。まあ常日頃そんなに汗をかくこともしていないので、こんなのも身体にとってはいいことかもしれない。マイクロメタルで底をしゃんしゃんと動かしていると、バクッと食ってきたのは小さなタケノコメバルだった。

垂水漁港のライトルアー釣りで想定外のタコ登場【兵庫】マイクロメタルジグにヒット小さなタケノコメバルをゲット(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

私もいろいろ小さい魚を釣ってきているが、タケノコの新子でここまで小さいのは初めて見たかもしれない。それでもこうして3gのマイクロメタルにけなげにもアタックしてくるのだから、かわいいものだ。目を細めて眺めた。

豆アジは不在

夕マヅメが近づいてきて、ジグ単の釣りに切り替える。夜は一応豆アジングの計画を立てていたので、ここまでまだ釣れていないカサゴを拾っておきたかった。2.5gのジグヘッドでボトムをただ巻き。

しかしこの日はなかなかの低活性で、カサゴ一つを釣るのに一時間近くかかってしまった。まあまあ良い引きを見せてくれたものだが、沿岸の隣人カサゴくんが1尾とは、ちょっとやはり物足りないものがある。

垂水漁港のライトルアー釣りで想定外のタコ登場【兵庫】マイクロメタルジグにヒットぎりぎり1尾だけカサゴ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

日没後はアジングを開始。あちこちを練り歩いたが、なかなかアタリが出ない。やはり7月はまだ早すぎただろうか?昨年豆アジを初めて釣ったのは9月とか10月だから、シーズン的にはまだまだなのだ…と思っていたら、1尾かかった。これにはオッと思わず声が出たが、正体はただの小さなクサフグ。

垂水漁港のライトルアー釣りで想定外のタコ登場【兵庫】マイクロメタルジグにヒットアジングでクサフグ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

おまけに希少色の水色のワームをかみ切られてしまい、次はジグヘッドの軸まで折られてしまって、私の忍耐もここまでしか持たなかった。午後16時から5時間の釣りで、たったの4尾。マイクロメタルにタコが乗った奇異には笑ったが、総合的には、さすがの高水温に苦しめられる結果に終わった。