一方、神奈川新聞は、政党が報道機関を恣意的に選別することは「異論の封殺」にあたるとして抗議しました。それに対し、参政党も反論をしています。

この問題は、記者の出席を政党が制限できるのか、取材の自由や報道の独立性をどう考えるべきかという論点を呼び起こしました。

神奈川新聞の記者が排除されたことが話題になっていますが、実はフリーランス記者が記者会見の場から排除されることは日常的に起きています。中でも、日本記者クラブは最大かつ最も排除が厳しい組織とされています。過去には、著名なフリーランス記者である田中龍作氏が日本記者クラブの敷地外であるエレベーターの踊り場にいたところ、記者クラブの職員によって力づくで排除されたという事例もあったそうです。