SC相模原 写真:Getty Images

 SC相模原は以前からホームスタジアム移転報道で話題に。7月26日に相模原ギオンスタジアムで明治安田J3リーグのテゲバジャーロ宮崎戦が開催されたが、試合前には相模原市議会議員の山口ひさし氏によるSNS投稿に注目が集まっている。

 新スタジアム構想を巡っては、SC相模原、三菱重工相模原ダイナボアーズ、ノジマステラ神奈川相模原、ノジマ相模原ライズの4チームと、他のステークホルダーと形成したコンソーシアムが、相模原駅北口地区土地利用計画でスタジアムを含む複合施設構想を提案。しかし、市は「民設民営による実現」「民間事業者への用地の無償貸し付け不可」といった前提条件を満たしていなかったとして、同コンソーシアムの提案を見送っている。

 またクラブは海老名市内を候補地とするスタジアム整備計画をJリーグに提出しているが、報道によると、相模原市の本村賢太郎市長はこのクラブの対応に苦言。7月12日に。『相模原市ホームタウンデー』と銘打って開催された福島ユナイテッド戦に、同市長が来場しなかったことも話題になっていた。

 スタジアム問題の行方に注目が集まる中、山口氏は7月24日にXを更新。「SC相模原のホームスタジアムが海老名に作ると報道があり、たくさんのご意見をいただいています。 相模原市議会会派、民主みらい・無所属・地域政党さがみはらの先輩と北海道エスコンフィールドの視察をしました。何とか相模原で新スタジアムを作れないか!?いろいろな手法を学んでまいります!」と、北海道北広島市にあるプロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地・エスコンフィールド北海道の視察を報告した。

 しかし、ネット上ではエスコン視察の意義を問う声や、依然として相模原市での新スタジアム建設に向けての動きに対する否定的な意見が噴出。こうした国民の声もあり、山口氏は26日にこう釈明している。