■味の決め手となる「スープ」

冷やし中華
(画像=『Sirabee』より引用)

スープの材料は以下の通りです。

・だし:200cc(顆粒だしでも可) ・薄口醤油:大さじ3 ・酢:大さじ4 ・砂糖:大さじ2 ・すだちの搾り汁:小さじ1 (レモン汁でも可) ・生姜の搾り汁:小さじ1

生姜はすりおろした後にペーパータオルで絞ると、ケバケバ感のない汁にすることができます。砂糖が溶けるようこれらを混ぜたら完成です。

■麺は流水、氷水の順番

冷やし中華
(画像=『Sirabee』より引用)

麺を茹でたら、まずは流水で冷ましながらぬめりを取り、粗熱が取れたら氷水で締めます。少ない氷で効率的に冷やすことができる「冷たい麺の鉄則」です。

冷やし中華
(画像=『Sirabee』より引用)

器に麺をのせて汁をかけ、きゅうり、カニカマ、錦糸卵、ささみなどの具材を盛り付けたら、笠原流「冷やし中華」の完成です。

準備に時間はかかりますが、この贅沢感も冷やし中華の醍醐味。気になる味は…。

■手作りならではの「優しくて爽やかな味」

冷やし中華
(画像=『Sirabee』より引用)

すだちの爽やかな香りと酸味、生姜のさっぱり感がそれぞれいい仕事をしています。夏はこの爽やかな感じがたまりません。優しくて上品な味わいで、濃くて酸味も強い市販スープとは違った良さがあります。

若干、薄味という印象はありますが、ずっと食べていたくなるような味わいです。

冷やし中華
(画像=『Sirabee』より引用)

梅肉で和えたささみも最高。冷やし中華のスープにも合いますが、そうめんと一緒に食べても良さそうです。

冷やし中華なのに、だしと柑橘が効いて「和」な印象の笠原流冷やし中華。ひと手間かける価値のあるおいしい一皿なので、ぜひ作ってみてください。

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