そこから少し川を上っていくと、何やらギャーという鳴き声が聞こえてきたので、崖の方をみるとそこには鹿が。しばらく獣には会っていなかったため驚きましたが、自然豊かな場であることを実感。

渓流では釣りだけでなく、色々と思わせることが多いです。自然豊かな場を、今後どれだけ残せていけるのか……。
イワナ3匹を手中
そしてラインブレイクしてから20分程経った後に、同じような浅めの瀬で再びヒット。心地いいロッドの曲がりを楽しみ、顔を見せたのは綺麗な橙色をしたイワナでした。

独特の色彩を持つこの魚はいつ見ても美しく、しばらくネットの中で泳ぐ姿を見ていました。そこから反転流や流れのふち等を重点的に攻め、結果として3匹のイワナを手にできました。
再来を誓う
ただし、魚体はまだ細身な個体だったので、これから大きくなっていくと思います。今度はもう少し早く来て奥へ行こうと思います。

また、この入川水系ではヤマメもいるはずなのですが、今回は一度も顔を見せてくれませんでした。いずれにしろ、また行こうと思います。
ヒットフライの紹介
天候としては渇水気味の状況だった今回の渓流釣行。その中でヒットしたフライはアント型パラシュートとメイフライ。

どちらも#14サイズで、特に好反応を示したのはアントでした。夏場で活躍するアントパラシュートは、これからの季節では重宝されるフライの一つなので、フライボックスに忍ばせておきましょう。

<泉陽登/TSURINEWSライター>