自民党の高市早苗氏は、参院選の応援演説で「自民党の背骨を入れ直す」と語り、次の総裁選への出馬に強い意欲を示しています。
自民・高市早苗氏、総裁選出馬へ意欲「私なりに腹くくった。自民党の背骨入れ直す」BRHefrWB
「私なりに腹をくくった。もう一回、自民党の背骨を入れ直す。そのために戦う」と述べた。党内では、参院で与党が過半数を割り込めば、石破首相の責任論が強まるとの見方が出ている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 18, 2025
発言の背景には、党内での石破首相への不満や、参院選の敗北による責任論の高まりがあるとみられています。
奈良で高市早苗氏が自民の惨状に「私なりに腹を括った。私は昨秋の総裁選で負けた身だから(首相に)もっとこうすべきと発言すれば、後ろから鉄砲を撃つ事になるので、ぐっと堪えてきた。しかしもう一回、党の背骨をがしっと入れ直す。その為に戦うと約束する」と宣言。保守・現実派でなければ岩盤支持層… pic.twitter.com/a304VHHd6r
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) July 18, 2025

高市早苗氏SNSより
高市氏は「保守層」に根強い支持を持ち、積極財政や減税を掲げていますが、こうした政策には深刻なリスクが伴います。
高市は食料品ゼロ税率論者。彼女が総裁になったら、全野党が賛成するので消費減税は確実。
【インタビュー】「高市早苗」議員が「消費減税」を主張する理由 過度な財源論を避け、国民に“食べ物に困らない”生活を(デイリー新潮)TLq7yi5M
— 池田信夫 (@ikedanob) July 19, 2025
特にインフレ下での減税は、物価上昇を加速させ、実質賃金の低下や円安・長期金利の上昇、そして国債の信認低下を招くおそれがあります。金融市場はそうした動きを敏感に察知しており、すでにトリプル安(円・株・債券の同時下落)への懸念が高まっています。