J1昇格を狙う仙台にとって、小林の加入はまさに「即戦力の補強」と言えるだろう。小林自身も仙台の公式HPで「このチームをJ1に昇格させるために、覚悟を持ってきました。まずはゴールという結果で、ファンのみなさんの心をつかみたいと思います。共に戦って必ずJ1に昇格しましょう」と意気込みを語っている。実績十分の小林が、新天地でクラブをJ1昇格へ導くことができるか、今後に注目したい。

小松蓮 写真:Getty Images

小松蓮

ブラウブリッツ秋田(J2)からヴィッセル神戸(J1)

ブラウブリッツ秋田からヴィッセル神戸へ移籍したFW小松蓮は、フィジカルを活かしたキープ力と前線でのタメを作るプレーに加え、ゴール前でのポジショニングやヘディング力が光る選手だ。

J3の松本山雅でプレーしていた2023シーズンは、19得点を挙げる活躍でJ3得点王とベストイレブンを獲得。秋田加入後の2024シーズンからも攻撃の中心選手として躍動し、今シーズンはここまでJ2得点ランキングトップタイの10得点を挙げている。

神戸ではアタッカー陣のリフレッシュと前線に厚みをもたらす補強として期待されており、途中出場から流れを変える役割にも注目が集まる。J2からJ1へとステップアップを遂げた今、トップカテゴリーでさらなる飛躍を見せられるか見どころだ。


碓井聖生(富山第一高校所属時)写真:Getty Images

碓井聖生

カターレ富山(J2)からアビスパ福岡(J1)

カターレ富山の得点源として注目を集めていたFW碓井聖生は、2025年6月にアビスパ福岡へ完全移籍で加入し、J2からJ1へと個人昇格を果たした。2024シーズンのJ3では9得点をマークし、富山のJ2昇格に大きく貢献した。今季もJ2で16試合出場5得点と、安定の得点力を見せていた碓井の加入は、福岡にとって大きな武器となるだろう。