毎日手放せない iPhone。気軽に撮影した写真も、大切な連絡先も、いつどこで何を調べたかという履歴さえも、この小さな端末の中にぎゅっと詰まっています。
そのぶん、何気ない初期設定のまま使い続けると、思わぬ形で大事な情報が流出してしまう恐れも。
そこで本記事では、iOS 17 以降の iPhone ユーザーが“今すぐ見直すべき”プライバシー&セキュリティ設定を5つピックアップ。
数分の確認で、あなたのスマホをもっと安心して使える盾に変えてみませんか?
目次
1. 位置情報サービスは“必要なときだけ”に絞ろう2. 写真ライブラリへのアクセスを厳選する3. App トラッキングはオフでプライバシー強化4. キーチェーンとパスワードは定期的に整理を5. ロック画面の Siri はオフにして盗難リスクを軽減まとめ:ちょっとの見直しが大きな安心に ## 1. 位置情報サービスは“必要なときだけ”に絞ろう

(画像=『FUNDO』より引用)
マップや天気、カメラで位置情報を使うのは便利ですが、意外と不要なアプリまで許可しているケースが多いものです。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」を開き、一覧からそれぞれのアプリを確認してみましょう。
ずっと「常に許可」になっているアプリは、本当に必要かどうか見極めたうえで「使用中のみ許可」や「許可しない」に切り替えるのが安心です。
さらに「正確な位置情報」をオフにすれば、おおまかなエリアだけを共有することもできます。
2. 写真ライブラリへのアクセスを厳選する

(画像=『FUNDO』より引用)
SNS や画像編集アプリで「すべての写真を許可」していませんか?
実は iOS では、アプリごとに「すべての写真」「選択した写真のみ」「アクセスしない」を自由に設定できます。
同じく「プライバシーとセキュリティ」の「写真」画面から、SNS アプリや共有サービスを開いて「選択した写真のみ」を選べば、自分で許可したアル
バムだけがアプリに渡るようになります。
あまり使わないアプリは「アクセスしない」にしてしまっても問題ありません。